小籠包萌えが全く無い僕たちですが、さすがに本場の上海なのだからということで、観光地・豫園にある超有名店の『南翔饅頭店』で小籠包を食べてみました。
検索してみると変なグルメリポーターみたいなコメント付きで絶賛する記事も多いですが、観光地&超有名店とくれば、結論としては”まぁ普通に美味しい”以外の何物でもありません。
2018年秋にリニューアルされた店内は綺麗で、小籠包は普通に美味しいので、豫園観光と割り切って行くには安牌なお店だと思います。
ハードルを上げずに行ってみましょう!
ということで、豫園にある『南翔饅頭店』についてご紹介します。
観光名所・豫園
いかにも中国らしい!巨大建築
上海の観光名所としてほぼ確実に紹介されている豫園は、いかにも中国!といった巨大建築物と庭園が広がっています。
地下鉄の豫園駅から徒歩5分ほどで上の写真のような建物が見えてきます。
入口には”豫園商城”の看板がかかる門があります。
この看板や門といい、中に入ると飲食店やお土産物屋があることといい、中華街と同じです。
定番スポット
豫園の中で最も有名な九曲橋と湖心亭(お茶屋さん)です。
定番の観光&写真スポットなのでおさえてみました。
『南翔饅頭店』で名物の小籠包
2018年秋にリニューアル
『南翔饅頭店』を検索すると、1階はテイクアウト、2階はフードコートなので席取り、3階はレストラン・・・みたいな記事も未だに多いです。
しかし、『南翔饅頭店』は2018年秋にリニューアルされて完全に普通のレストランになっています(テイクアウトは別の建物)。
1階入口で係員に階層を指示されるので、それに従って行けば席に案内してもらえます。
豫園中心部の池(九曲橋のあるところ)のすぐ横にある『南翔饅頭店』入口です。
上の方を見上げると看板があり、建物めっちゃ細い?!と思いますが、これは入口部分だけで奥に進むとかなり広くなります。
日曜でも朝早ければガラガラ
8時オープンの『南翔饅頭店』ですが、9時頃に訪れてみるとガラガラでした。
超有名店で混雑しているのかと思いきや拍子抜け。
やはりお昼時に混むようなので、豫園観光は朝イチに行くのがオススメです。
店内はリニューアルから1年ほどしか経っていないこともあって、清潔さでいえば日本のレストランとそう変わりません。
メニュー
小籠包メニューです。
定番の鮮肉小籠包を注文してみました。
また、飲み物はどうする?と聞かれてお茶を注文。
/壺と書いてあるのが日本人的には面白いですが、後ほど写真で紹介するように大きめの急須で出てきます。
小籠包メニュー2ページ目&お茶も色々な種類があります。
小籠包の種類が多くて迷いましたが、”招牌”=看板メニューという記載のある招牌蟹黄小籠包(カニ味噌)も注文してみました。
小籠包を食べてみた感想
まずはお茶がやってきました。
2人だと急須1つ(1壺)で丁度いいと思います。
お茶でまったり落ち着いて小籠包を待ちます。
それほど待ち時間もなく(5分くらい?)、小籠包が2種類とも運ばれてきました。
左の籠の中心に変なものが入ってる?!と店員さんに聞いてみたところ、これはPig(豚)の印だよと教えてくれました。
鮮肉小籠包 40元(640円)
定番・普通の小籠包です。
冒頭にも書きましたが、小籠包萌えが全く無い僕たちですので、感想としては“まぁ普通に美味しい”以外の何物でもありません。
日本でありがちな、熱々の肉汁が溢れ出すというようなこともありません(そもそもあれはスープの煮こごりを包んで蒸しているだけなので、何が嬉しいのかよく分かりません・・・)。
1900年創業の元祖小籠包のお店ということなので、これが正解の小籠包なんだな~という軸を持てたという意味では、行って食べたかいがあったかもしれません。
招牌蟹黄小籠包 72元(1,150円)
続いてカニ味噌小籠包。
上海で季節は12月だったので、カニ味噌は上海蟹なのかもしれませんが、正直分かりません。
良く言えば確かにカニ味噌が入っている風味がある!となりますが、悪く言えばちょっと生臭いかもという感じ。
材料費がかかるからこのお値段なのでしょうけど、値段の価値があるとは思えませんでした。
支払い方法
テーブルには注文票が置かれ、品物が来ると店員さんが爪で印をつけていきます。
食べ終わったらこの注文票を持ってレジで支払います。
サービス料も消費税もありません(というか込?)。
支払いはアリペイで簡単でした。
▼アリペイ ツアーパスについてはこちら

テイクアウト店舗
テイクアウト店舗はレストランとは別の建物で、Google Mapで検索しても出てきませんが、位置的にはレストラン(こっちはGoogle Mapで出てくる)よりも北の方です。
日曜朝の9時くらいに行ってみたのですが、写真の通りガラガラでした。
行列用にポールが立っているのでお昼にかけて混み合うのでしょうね。
写真真ん中あたりのレジで購入して左のスペースで立ち食いもできるという感じのようです。
レストランよりかなり安い(半額以下)らしいので、こっちでも食べてみれば良かったな~と思いました。

一人旅とかなら絶対こっちだね!
アクセス
基本情報
住所:上海黄浦区豫园路85号
営業時間:8:00~20:00(日~木)、8:00~20:30(金土)
地下鉄豫園駅から徒歩7分です。
Webサイト
日本版公式Webサイト:http://nansho-mantouten.createrestaurants.com/jp/index.html
東京にも4店舗あるため、南翔饅頭店について説明があります。